家族
いくつかの遊郭を経営していた人とガラス屋さんの曾孫が僕です。
浅草に寄る用事があったので、その後墓参りに行くことにした。
都心のお墓はビルに囲まれて寂しいが、沢山訪れることができる。
その寺には父方、母方両家の墓がある。
花と線香を買ってお参りした。寺が多い地域のせいか、花代が高い。
本当は両家分、4束買いたいのだけれど2束にした。
父方の祖父母はすでに亡くなっていて、
もっと話をしておけばよかったと後悔していることもあり、
母方の祖父母の家には時間を見つけて行くようになった。
墓参りのあとに祖父母の家へ寄った。
そのとき曾お爺さんの話を聞いたのだ。
どちらの曾お爺さんも一代で事業を成功させたようだ。
遊郭の曾お爺さんはまず小さな店を出して成功し、
大きな店をいくつも出していったようだ。
その後は遊郭は全て閉め、大家業に転身した。
ガラス屋の曾お爺さんは何もない場所に家が建ち始めることを予見し、
ガラス屋を作って繁盛したようだ。
当時の様子は今では祖母の上品な振舞いからしか窺いしれない。
それにしても戦前を生きた人から聞く話は面白い。
昔の話を面白がって聞いていたら、最後に祖父がこれを読めという。
手渡されたのは「坂の上の雲」全巻。
有難い。本当に長生きしてほしいです。
(曾孫はまだ3年はかかるかな…)
パートナーの結婚式があった。
それがとてもいい結婚式であった。
すごい人だと思うけれど、雪の演出までは予想できなかった。
雪の日の日本庭園には静かな美しさがあり、場を引き締める効果がある。
こんな日に和装は良く似合う。
普段は泣かないのだけれどトイレで男泣きをしていました。
本当に、本当に幸せだと言う。
会社が稼動して3ヶ月。
パートナーと仕事が出来て幸せだと思う気持ちは日増しに高まる一方です。
まるで家族のようなこの人と、一緒に頑張っていきたい。